ティエンポ・ホール イベント情報

Event Details

2月11(土)

ソプラノ歌手カルメン・アパリシオと旅するスペインのオペレッタ
- サルスエラ名曲集 -

コンサート オペレッタ オペラ 舞踊

フライヤー画像

スペインのオペレッタ “サルスエラ”、またオペラ界を代表するソプラノ歌手、女優カルメン・アパリシオ来日。
福岡で初のスペインのオペレッタ サルスエラ公演!

オペラ、オペレッタ、ミュージカルと並び、世界的に人気を博しているスペインの伝統舞台芸術 “サルスエラ”。17世紀にスペインの首都マドリッドで誕生したこの歌劇ジャンル “サルスエラ”は、当時の庶民階層の社会的現実をテーマにした作品が多く、上級階層の間で楽しまれたオペラに対して、上演時間や幕数の短さ、覚えやすい曲のテーマや手頃で安価な入場料金によって、大衆層の間で成功を収め、瞬く間にスペイン全土、そして中南米へと広まっていきました。

今回、ラテン文化センター ティエンポの設立25周年を記念し開催する本公演では、プラシド・ドミンゴ、モンセラート・カバリェと共演歴のあるスペインのオペラ界を代表するソプラノ歌手カルメン・アパリシオを迎え、アンダルシア地方の“サルスエラ”をテーマに、『アディオス・グラナダ』をはじめとする名曲の数々をお楽しみいただきます。歌、ピアノ、アンダルシア発祥の舞踊フラメンコのエッセンスを織り交ぜたステージで、皆さまを魅惑のスペイン “サルスエラ”の世界に誘います。


 2023年 2月 11日 (土) 開場17:15 / 開演 17:45

 ティエンポ・ホール

 前売 ¥2,500 (会員 ¥2,000)
   ※ 入場時別途ワンドリンクチケット代 (¥500)

 本イベントでは、お食事の提供はございません。

 チケット取扱

■ ラテン文化センター ティエンポ館内
館内事務局にて前売券を販売しております。
電話、又は当サイトのお問合せフォーム から購入を希望される場合、下記の手順にて販売を行っております。
1. 電話、お問合せフォーム、メールにて、チケット購入希望のイベント名、購入チケット枚数、ご連絡先を記入の上ご連絡ください。
2. 指定銀行へチケット代金の振込が確認された時点でチケット購入完了となります。
3. チケットの引き渡しは事前にティエンポ本館までお越しいただくか、遠方の方は当日受付でのお渡しとなります。
※ お申し込みは 2/7 (火)まで。それ以降は館内での購入をお願いします。


 ”サルスエラ”とは?

アーティスト写真

サルスエラは、歌、台詞、音楽、演劇、舞踊で構成されるスペインの伝統芸術です。その歴史は17世紀まで遡ります。当時のスペイン王の別邸が周囲を茨 (Zarza / サルサ)に囲まれていたことから、「サルスエラ宮殿」と呼ばれていました。フェリペ4世は、その宮殿に芸人を招き歌や演劇、舞踊などを楽しんでいましたことから、サルスエラ宮殿で演じられる音楽劇をサルスエラと呼ぶようになったと言われています。やがてサルスエラは大衆の娯楽として生活習慣や民謡などを題材に数多くの抒情的な作品が世に出され、今でもスペインの伝統芸術舞台として多くの人を楽しませています。

Photo by PromoMadrid, autor Max Alexander


 出演者
アーティスト写真

Carmen Aparicio (ソプラノ歌手)

カルメン・アパリシオ:スペイン、マドリッド出身。1987年、マドリッドのサルスエラ劇場で上演された『リゴレット』でデビューし、テノール歌手アルフレード・クラウスと共演。1990年には、ホセ・タマヨ指揮『サルスエラ・アンソロジー』でプラシド・ドミンゴ、モンセラート・カバリェと共演、日本を含む世界各地で公演を行う。1993年、フランシスコ・ヴィーニャス国際歌唱コンクールで入賞し、奨学生としてキジアーナ音楽院でイタリアの偉大なテノール歌手カルロ・ベルゴンツィに師事。

サルスエラでは、『ラ・レボルトーサ』の陽気なマリ・ぺパ役から、『ラバピエスの理髪師』の知的でお喋りなパロマ役、『ラ・ロサ・デル・アサフラン』の真面目なサグラリオ役、『ラ・ドロローサ』の悲痛なヒロイン ドロローサ役まで、多様なキャラクターを演じ上げ、歌唱力のみならず女優としても高い評価を得ている。
これまで『修道女アンジェリカ』、『フィガロの結婚』、『愛の妙薬』、『カルメン』、『ドン・パスクアーレ』など多数の歌劇で主要な役を務め、特に『ラ・ボエーム』ヒロインのミミ役では歌唱後に観客からスタンディングオベーションが巻き起こり、評論家からは満場一致で「最も役に適した声」と大絶賛された。2009年には、『トスカ』のトスカ役でローマデビューを果たし、名声を博する。豊かな声量と格調高い歌唱、美しい舞台姿でスペインオペラ界の第1線で活躍するソプラノ歌手である。

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アーティスト写真

Alfonzo Craviotto (テノール歌手)

アルフォンソ・クラビオット:8歳で歌唱全国大会で優勝し、11歳で初のテレビ出演を果たす。
18歳で児童音楽学院の講師に着任。以降、メキシコ、中南米の主要な音楽制作会社の音楽プロジェクトに参加。
19歳からボーカルテクニックプロジェクト Los Craviotoのメンバーとしてメキシコや中南米の国々で公演、テレビ出演を行う。
30年以上の芸能キャリアにおいて多くのレコーディングを行い、様々な賞を受賞。
また、音楽大学で歌唱トレーナーの称号を取得し、イタリア声楽などの古典、ヘッドボイス、Speech Level Singing (アメリカで使われているボイストレーニングメソッド)、デスボイスなどの現代歌唱メソッドの研究を行う。ボーカルトレーナー、歌唱教育として20年以上のキャリアを持ち、現在もレッスンやワークショップなどを実施している。彼のレッスンにはボーカルスキルを伸ばしたい世界中の学生だけでなく、芸能プロダクションのプロアーティストも参加している。

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アーティスト写真

Paulina Flores (フラメンコ舞踊家)

パウリナ・フローレス:メキシコ出身、スペイン在住。
6歳からダンスを学び始め、Mercedes Amaya、Karime Amaya、José Maya、Antonio Canales、Javier Latorre、Gema Moneo、Miguel El Rubio、Juana Amayaなどに師事。
メキシコ国立芸術センター(CENART)、エレニコ劇場、メキシコ国立大学(UNAM)のミゲル・コバルビアス劇場などで、Mercedes Amaya舞踊団 "La Winy"の団員として公演活動を行う。舞踊団 “Elohim”の所属ダンサーとして、Paco Moraの指揮の下で振付に参加。また、ソリストとしてタブラオ "Gitanerias"の舞台にも出演。
また、TVの連続ドラマ 「Gitanas」にダンサー役として出演、振付も担当する。2016年、ドイツのシュトゥットガルトのタブラオ "La Guitarra"、2018年 ブエノス・アイレスのタブラオ "Tiempo de Gitanos" に出演。また同年、Javier Latorre監督の舞台2公演の振付を担当し、メキシコとヘレス・フェスティバルのサラ・コンパニア(劇場)公演に参加。2019年、セビージャのタブラオ "El Palacio Andaluz"に出演。
現在は、スペインのバルセロナを拠点に活動を行っている。

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アーティスト写真

窪田 脩子 (ピアノ)

くぼた しゅうこ:福岡女学院中学校、福岡女学院高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。
第22回 福岡県高等学校音楽コンクールにおいてグランプリ受賞。
第24回ソレイユ新人オーディションにおいて音楽現代新人賞(一位)受賞、奨学金を得てウィーンで行われたインターナショナル・アカデミー06’に参加。
06′ 北九州芸術祭にて県知事賞受賞 (ピアノ部門最高位) 、12′ 同芸術祭において伴奏賞受賞。
第36回長崎新人演奏会にてグランプリ受賞。
08’ながさき音楽祭主催ハウステンボス美術館ミュージアムコンサートにて、大山平一郎氏とピアノ四重奏で共演。福岡を中心に活躍中。

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