Gabriel Palatchi

ガブリエル・パラッチ：アルゼンチン・ブエノスアイレス出身のガブリエル・パラッチは、ジャンルや国境を越えて音楽の可能性を切り開く現代のピアニスト／作曲家。ラテンのリズム、ジャズ、タンゴ、ファンク、そしてワールドミュージックの要素を巧みに融合させ、彼独自のサウンドを生み出している。複雑なリズムと魂を揺さぶるメロディーを自在に融合させる才能は、音楽業界において広く称賛と評価を得ている。
幼少期からピアノの才能を発揮し、クラシックを学びつつ、地元ブエノスアイレスでブルースやタンゴ、ラテンジャズの巨匠たちに師事。2007年にアルゼンチン・バークリー音楽学校を卒業後、キューバに渡り、ラテンジャズ界の巨匠チューチョ・バルデスのもとでさらなる研鑽を積んだ。
その後は15年以上にわたり、ソロやアンサンブルで世界中のステージを巡り、感情を揺さぶる即興演奏と圧倒的なテクニックで聴衆を魅了し続けている。代表作『Trivolution』は「Global Music Awards」で作曲・アルバム部門の金賞を受賞、『ローリング・ストーン』誌や『All About Jazz』、『Latin Jazz Network』、ビルボード誌の「新進アーティスト」でも特集が組まれるなど、音楽メディアでも高く評価されている。
圧倒的な存在感とあふれる情熱で観客を魅了するガブリエル・パラッチのライブパフォーマンスは、まさに息をのむ体験。ステージから放たれるカリスマ的なエネルギーが聴衆を惹きつけ、彼の音楽世界へと引き込んでいく。繊細なソロ演奏から、他のミュージシャンとのダイナミックな共演まで──その芸術性は強く心に残る。

Julián Cataño & Natalia Castaño

ナタリア・カスターニョ & フリアン・カターニョ : 2018年からペアを組み、パフォーマー、インストラクター、振付師として活躍。
タンゴダンサー、講師として19年以上のキャリアを持つフリアンは、ブエノス・アイレスのタンゴ世界選手権 (2017)でタンゴ・ステージ部門で5位を獲得、そのた母国コロンビアなどの様々な大会で優勝歴を持つ。
一方、ナタリアはタンゴダンサー、振付師、インストラクターとして8年のキャリアを持ち、これまでコロンビアでトップクラスのタンゴカンパニーに所属。数々の大会でチャンピオンの座を勝ち取る。
二人は質の高いパフォーマンスでコロンビア、アルゼンチン、ギリシャ、イギリス、スコットランドなどのさまざまなステージで評価を得る。
2022年にコロンビアで開催された大会でタンゴ・サロンのチャンピオンに輝く。
ニューヨークのイサカ・タンゴ・フェスティバル、ボストン・タンゴ・フェスティバル、フィリピン・タンゴ・フェスティバルに招待されている。