ティエンポ・ホール イベント情報
コンサート ワールドミュージック ジャズ
東西の音楽文化が交差する、芳醇で洗練されたアンサンブル
異なる大陸から集った3人の名手が紡ぐ、感情豊かなジャズの旅
旋律の美しさを丹念に紡ぎ出すピアノの名匠ミケーレ・ファツィオ。東洋の情緒をバイオリンと声で表現するマレー飛鳥(金子)。そして、ラテンの情熱と深いグルーヴを響かせるベーシスト、カルロス・“エル・テロ”・ブスキーニ。
異なるバックグラウンドを持つ3人のミュージシャンが生み出す音楽には特別な化学反応が宿っており、柔らかく繊細なサウンドながらも、北欧ジャズのようなミニマリズムとは一線を画し、ジャンルの枠を越えて心に沁み渡る情熱的で豊かな音の層を生み出しています。
トリオは2022年にイタリアで結成され、翌年リリースしたアルバム『Infinity』は、まるで万華鏡のように移り変わる音の色彩と、対等な音楽的対話が印象的な作品として高い評価を得ています。。
一音一音が語りかけるようなファツィオのピアノ、声も楽器のように扱うマレー飛鳥の表現力、温かみと躍動感に満ちたブスキーニのベース。三者が奏でる音楽は、まさに「感情のコンテナ」。その唯一無二の響きに、ジャンルも言語も超える、ヨーロッパ屈指の表現力で歌いこなす実力派シンガー ダグマー・ゼグバースを迎え、さらに彩り豊かなステージをお届けします。
Michele Fazio (ピアノ)
Aska Maret Kaneko (バイオリン / ボーカル )
Carlos “El Tero” Buschini (アコースティックベース)
【スペシャルゲスト】
Dagmar Segbers (歌手)
【オープニングアクト】
内田 遼 (トロンボーン)
河津 果鈴 (ピアノ)
【共催】
九州日仏学館
【後援】
在日フランス大使館 / アルゼンチン大使館 / イタリア大使館
2025年 10月 19日 (日) 開場 18:00 / 開演 18:30
ティエンポ・ホール
前売 ¥4,000
(T.I.会員及び九州日仏学館会員 ¥3,500)
当日 ¥4,500
※ 入場時別途ワンドリンクチケット要購入 (¥600)
■ NPO法人 ティエンポ館内
• 当団体のシステムからクレジット決済、または館内事務局にてイベント開催日前日まで前売券を販売しております。
• 同団体の受講管理システムに登録いただいている方は、マイページからクレジット決済(チケットレス)でご購入いただきます。
■ 電話、又は当サイトのお問合せフォーム から購入を希望される場合、下記の手順にて販売を行っております。
1. 電話、お問合せフォーム、メールにて、チケット購入希望のイベント名、購入チケット枚数、ご連絡先を記入の上ご連絡ください。
2. 指定銀行へチケット代金の振込が確認された時点でチケット購入完了となります。
3. チケットの引き渡しは事前にティエンポ本館までお越しいただくか、遠方の方は当日受付でのお渡しとなります。
※ お申し込みはイベント開催日前日まで。
【ガイドライン】※購入前に必ずご確認ください。
■ チケットは、いかなる場合(紛失、焼失、破損等)においても再発行は致しませんので、 大切に保管して下さい。
■ お客様の都合による代金お支払後のキャンセル、変更はいかなる場合もお受けできませんので、予めご了承下さい。
Michele Fazio(ピアノ)
ミケーレ・ファツィオ:1963年4月27日、イタリア・バーリに生まれ
その強い抒情性とメロディアスな作風により、聴く者の心の奥深くに響く音楽を生み出し、「スーパー・メロディスト」の異名を持つ。
ピアニスト・作曲家として活動し、ジャズの研究や劇伴音楽の作曲からキャリアをスタート。1996年から2000年にかけて、Patty Pravoのツアーに参加し、ライブアルバム『Bye Bye Patty』および『Patty Live 2000』のレコーディングにも携わる。その後、2002年から2004年はTeo Teocoli、2005年から2007年はGianluca Grignani、2009年から現在に至るまでFrancesco Tricaricoのツアーに参加している。
映画音楽の分野でも活躍し、セルジオ・ルビーニ(Sergio Rubini)監督の映画『Tutto l'amore che c'è』(チェッキ・ゴーリ・プロデュース)のサウンドトラックを手掛け、2015年にはPalomar制作の映画『Dobbiamo parlare』にも楽曲を提供した。
作曲家・ピアニストとしての代表作には、以下のアルバムがある:
2011年以降はAbeat Recordsから以下のアルバムをリリース:
さらに、俳優・演出家のセルジオ・ルビーニ(Sergio Rubini)とともに、『A cuore aperto』 や 『Sud』 などの演劇作品を手掛け、これらの舞台音楽も作曲している。
これまでに共演した主なアーティストには、セルジオ・ルビーニ(Sergio Rubini)、フランチェスコ・トリカリコ(Tricarico)、パッティ・プラーヴォ(Patty Pravo)、ジャンルカ・グリニャーニ(Gianluca Grignani)、ロベルト・ヴェッキオーニ(Roberto Vecchioni)、テオ・テオコリ(Teo Teocoli)、ロニー・ジョーンズ(Ronnie Jones)、ジョイス・ユイル(Joice Yuille)、セント・クレア(St. Clair)、ファビオ・コンカート(Fabio Concato)、コーキ&レナート(Cochi e Renato)、ジュディス・エメリン(Judith Emeline)、ミック・アブラハムズ(Mick Abrahams / Jethro Tull)、フィル・パーマー(Phil Palmer)、**マウロ・パオルッツィ(Mauro Paoluzzi)**などが名を連ねる。
マレー飛鳥(バイオリン / ボーカル)
4才からVn Pf を学びジュニアオーケストラに在籍。幼い頃は抽象画家である母に同行、自然の中でヴァイオリンを自由に弾いて育つ。東京芸術大学でクラシックを学ぶ「Asian Fantasy」「日韓音楽祭」「飛鳥Acoustic Unit」「Gaia Cuatro」等50カ国以上の海外公演、演劇音楽監督(Caligula 等多数)CM作曲(サントリー天然水など多数)ゲーム音楽Fファンタジーのアレンジ等も。「Aska Strings」主宰(大貫妙子、山下洋輔など幅広いサポート)、また、井上鑑らとNo Nukes Gigの活動も行う。今も世界を飛び回っているが、日本では、林正樹(pf)や北村 聡(Bandoneon)とのduo tourを展開、狭間美帆m-unitツアー等に参加。セントルイス在住。
■ ウェブサイト:https://www.askaviolin.com/
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CARLOS 'EL TERO' BUSCHINI (ベース)
カルロス ‘エル・テロ’ ブスキ-ニ:イタリア在住、アルゼンチン・コルドバ出身のベーシスト、作曲家。11歳からクラシックギターを学ぶ。1989年イタリアに移住。ヨーロッパのジャズシーンでの活動をはじめ、PMFアーティストとの共演、タンゴグループでの演奏と、ジャンルにとらわれない活動を展開。Cordoba Reunion, Tango Negro, Cuarteto Rosamonte, Los Inaudibles trio、Lalo Zanelli of Ombu Quintet,等々。2007年にCordoba Reunion、2016年にウルグアイ出身の歌手 アナ・カリーナ・ロッシとの音楽ユニット Sin Fronterasで日本ツアーを果たし絶賛された。アルゼンチンの名ギタリスト、オラシオ・ブルゴスとの「EntreveraDOS」等の作品を発表している。
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Dagmar Segbers (歌手)
ダグマー・ゼグバース:ドイツ出身、イタリア・ミラノを拠点に活動するシンガー。温かく情感あふれるメゾソプラノの声を武器に、ジャズ、ソウル、ポップ、ラテン、ブルース、スウィング、フォークなど、ジャンルの垣根を越えて歌いこなす表現力豊かなボーカリストとしてヨーロッパの音楽シーンで活躍している。
英語、イタリア語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ナポリ語まで、7か国語を自在に操る多言語シンガーとしても知られ、どの言語においてもその発音は自然で、歌詞に込められた感情をダイレクトに届けることができる稀有な存在だ。
イタリアの人気プロデューサーPapik(Nerio Poggi)の作品にはシンガーおよび作詞家として長年参加しており、ソウル〜ラウンジ系のトラックに透明感と奥行きを与える歌声で高い評価を得ている。代表作には「Somewhere」「Forever and Ever」「Lotta Love」などがあり、Mario BiondiやEly Brunaといった実力派アーティストとの共演も多数。
ソロ名義ではDagmar’s CollectiveやMiss Dagとしてアルバムやシングルを発表し、イタリア国内外でライブ活動を展開。これまでに400回を超えるステージ経験を持ち、フェスティバル出演から企業イベントまで、さまざまな場面でその実力を発揮してきた。
今回の来日公演では、Michele Fazio World Trioの特別ゲストとして出演。文化背景の異なる3人のミュージシャンが生み出す豊かな音世界に、彼女の多彩な声と音楽性が新たな魅力を加え、ジャンルや国境を超えた音楽の喜びを観客と分かち合うステージを創り出す。
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内田 遼 (トロンボーン)
福岡を中心に活動するトロンボーン奏者、音楽講師。
ラテンミュージックをメインに演奏する他、ジャズや即興演奏、現代音楽にも携わる。
ラテンジャズバンドFilomela、サルサバンドOrquesta Violetaを主宰。
これまでにIsla de Salsa、中洲ジャズ、JAPAN LATIN MUSIC FESTIVAL "timba" 等に出演。
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河津 果鈴 (ピアノ)
ジャズドラマーとボーカリストの両親の影響で、幼少期からジャズに親しむ。
3歳よりクラシックピアノを始め、大学入学後、塚本美樹氏に師事。本格的にジャズピアノへと転向する。
現在は学業の傍ら、福岡市内を中心に演奏活動を行っている。
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主催イベント レギュラーパーティー ホール貸切イベント
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